iPhone5Sだけではないのですが各種割引を組み合わせた結果、すべての割引が適用できなくなる場合があります。
せっかくのキャンペーンで割引の適用条件を満たしても、その割引があたらなかったら残念ですよね。
どういった理由で割引が適用できなくなってしまうのか、またその問題への対処方法について解説します。
iPhone5Sが1480円にならない理由
ワイモバイルのiPhone5SをスマホプランSで申し込み、家族割を適用させれば計算上1480円になります。
が、しかし、実際はそうならず1650円となります。どういうことなのか詳しく説明していきます。
割引対象はなに?
家族割:基本使用料から毎月500円の割引
光セット割:基本使用料から毎月500円の割引
ヤング割:基本使用料から最大1000円を割引
ワンキュッパ割:加入翌月から12ヵ月間基本使用料が1000円割引
月額割引:基本使用料、オプションサービスの月額料や利用料、通話無料サービス対象外部分の通話料、パケット定額サービス対象外部分のパケット通信料、手数料から割引
ワイモバイルの各種割引には”どこから割引になるか”というものが定められていて、多くの割引が基本使用料から、月額割引は基本使用料やオプション料金から割引と決められています。
そして、どの割引も本体代金の分割金からは割引ができないようになっています。これが問題になります。iPhone5Sで具体的に説明します。
iPhone5S スマホプランSの料金構成
スマホスマホプランS | 2GB&10分かけ放題 |
基本料金 | 2980 |
ワンキュッパ割 | ▲1000×12ヶ月 |
本体代金の分割金 | 1650円×24回 |
月額割引 | ▲1650円×24回 |
合計 | 1年目:1980 2年目:2980 |
ワイモバイルのiPhone5SのスマホプランSの料金構成は上記のようになります。
問題点
問題はここに新たな割引が追加になった場合です。例えばここに家族割が追加になると毎月▲500円の割引が増える計算になりますが、割引対象を思い出してください。
家族割もワンキュッパ割も基本料金から、月額割引は基本料金とオプション料などからしか割引ができません。
この場合割引対象となる基本料金は2980円です。そして各種割引の合計金額は▲1000円+▲500+▲1650=▲3150円と基本料金を超過してしまうんです。
こうなると加入したオプションやかかった通話料から割引することができなければ、割引されないままになってしまいます。
iPhone5Sは1650円以下にならない
見方を変えれば本体代金の分割金はどんな割引も適用にならないので、月額料金は本体代金の分割金以下にはならないとも言えます。
iPhone5Sの場合の本体代金の分割金は月々1650円。なのでiPhone5Sを本体分割で契約した場合の月額料金の最安値は1650円となります。
ワイモバイルは様々な割引が組合すことでお得になるのは嬉しいことなんですが、割引が満額当たらないのはちょっと残念ですね。
割引がフイになるのが嫌なら
『割引は全額適用させたい!』ということならSIM単体の契約をおすすめします。SIM単体の契約には本体代金の分割金はもちろん存在しません。
SIM単体で契約すれば料金は下記の通り↓
スマホスマホプランS | 2GB&10分かけ放題 |
基本料金 | 2980 |
ワンキュッパ割 | ▲1000×2~13ヶ月目 |
ヤング割 | ▲1000×14~25ヶ月目 |
家族割 | ▲500 |
合計 | 1480 |
ワンキュッパ割もヤング割も家族割も満額適用になります。
もしくはオプションを付ける、ネットがたっぷりつかえるスマホプランM(6GB)にプランを変えるという作戦もあります。
そうるとオプション分、プランを上げた分料金は上がりますがスマホプランSでは引き切らなかった割引を適用することができますからね。
まとめ
- ワイモバイルの各種割引は本体代金の分割金からは割引けない
- それが嫌ならSIM単体契約もしくはオプション加入、プランを上げよう
ということでした。割引をコンボで炸裂させるならぜひ事前知識として覚えておきましょう。
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