ワイモバイルとソフトバンク違いをビジネスの観点から解説




ワイモバイルとソフトバンクの違いがよくわかりませんという方のために、親子なのかカップルなのか夫婦なのか、謎に包まれるワイモバイルとソフトバンクの関係について解説します。
 
ワイモバイルとソフトバンクの関係を一言で言ってしまえば・・・一言で言えなかったので3000文字くらいの記事で説明します、力不足ですいません。
 



ワイモバイルとソフトバンクの関係


 
ワイモバイルとソフトバンクの関係を家族で表すと兄弟みたいな関係です。ソフトバンクがお兄さんで、ワイモバイルが弟です。お兄さんも弟も、同じお父さんとお母さんから産まれました。こんな感じで説明されてもよくわかるわけがありませんよね。
 
もう少しちゃんと説明すると、まずワイモバイルもソフトバンクも通信サービスのブランド名で会社の名前ではありません。ワイモバイル、ソフトバンクという通信サービスのブランドをソフトバンク株式会社という会社が運営している、という構図です。
 
ワイモバイルという会社はありません。確かにワイモバイルはPHSのwillcomとポケットwi-fiを販売していたイーモバイル(会社名はイー・アクセス)がくっついてできた会社ではありましたが、現在ワイモバイルを運営しているのはソフトバンク株式会社です。
 
車業界で説明するとトヨタ自動車株式会社にはレクサスというラグジュアリー路線のブランドもあれば、ダイハツという軽の低コストブランドもある。トヨタ自動車株式会社をソフトバンク株式会社に置き換えると、レクサスがソフトバンクでダイハツがワイモバイルとこんな感じです。
 
『ダイハツはトヨタのグループ会社としてダイハツ工業株式会社があるよね?』っていう細かなツッコミは勘弁してください(;´Д`)
 

それぞれのライバルは誰?


 
ソフトバンクのライバルはドコモ、auですよね。価格帯や扱う機種もほとんど一緒です。最新のiPhoneの取り扱いがあり、ショップでの手厚いサポート、豊富なオプションやコンテンツで競い合っています。
 
じゃあワイモバイルのライバルはと言えば楽天モバイルやUQモバイルなどのMVNO、俗に格安SIMと呼ばれるサービスです。”安さ”を実現するために削れる部分は削って低料金を実現しています。
 
格安SIMの場合、ターゲットとするお客さんが重要視するポイントは価格です。ハイスペック機種や最新機種を揃え、手厚いアフターサービスのために全国にショップを構えたくさんの人を雇う高単価なソフトバンクのビジネスモデルでは価格重視のお客さんのニーズに応えられませんよね。
 
その点ワイモバイルのサービスは1980円~と若干格安SIMと比べ割高ですが、快適な通信速度や10分かけ放題などを加味すれば『安さは嬉しいけど、快適さは捨てたくない』というお客さんに響くでしょう。
 
ワイモバイルもソフトバンクもそれそれのライバルと戦っているというわけです。
 

電波のつながりやエリアは違うの?

電波のつながりやエリアはワイモバイルもソフトバンクも同じです。同じ理由はワイモバイルもソフトバンクも、ソフトバンク株式会社が所有する基地局などの同じ通信設備を使ってサービスをしているからです。
 
平たく言うと、同じ電波で通信しています。だからワイモバイルもソフトバンクもエリアや電波のつながり具合が同じというわけです。
 
『じゃあソフトバンクの電波が良くないところだとワイモバイルでもつながりが悪いの?』はい、その通りでワイモバイルになっても奇跡は起きませんのであきらめてください。
 

通信速度は違うの?


 
同じ通信の設備を使っていれば通信速度も同じになるとは限りません。スマホがどのバンド帯に対応しているか、キャリアアグリケーションや4×4 MIMOなどの通信技術に対応しているか、UEカテゴリーはいくつなのか、などによって変わってきます。
 
その証拠にソフトバンクのxperiaXZは下り最大350Mbpsなのに対し、ワイモバイルスマホの下り最速は187.5Mbpsとなっています。(ものによっては112.5Mbps)
 
よくわからない用語がたくさん出て来てはぁはぁしている人もいるかもしれませんが、安心してください。規格上の最大値なんて大して意味はなく、実際に快適にネット通信できるかは通信速度の実測値がより重要です。
 
私はワイモバイルのSIMを契約しSIMフリースマホで使っていますが、同じく自分で所有しているソフトバンクのiPhone7に比べて遅いと感じたことはありません。両方ものすごく快適に使えています。
 

どっちが儲かるか


 
ワイモバイルとソフトバンクという2ブランドを展開するソフトバンク株式会社ですが、サービスとしてどっちが儲かるかと言えば圧倒的にソフトバンクでしょう。予想ですがきっとそうです。
 
なんたってお客さんひとりあたりの単価が違いますからね。ソフトバンクは通信・通話・本体代金でおおよそ月額料金は8000円というところですが、ワイモバイルだとその半分以下のお金しか取れません。
 
じゃあなんでソフトバンク株式会社はワイモバイルブランドを展開しているかと言うと、格安SIMという市場で戦うためです。
 
格安SIMと戦うには最新のiPhoneなどの武器はあれど高単価のソフトバンクでは苦戦必至。ですが格安SIMよりもちょっぴり高いけど、品質を考えるとワイモバイルなら十分格安SIMと勝負になります。
 
まずはシェアを獲り、儲けの仕組みはそれから考えよう。もしくは偉い人の頭の中では儲けの仕組みの青写真ができあがっているんじゃないでしょうか。
 

ワイモバイルの釘は甘調整中

 
パチンコ屋がグランドオープンすれば釘を甘くしてお客さんが儲かるように調整し、まずその店に定着してもらおうとします。通信のサービスも同じようにまず使ってもらわないと後の儲けにもつながりません。
 
ソフトバンクもサービスを開始した当時、ドコモやauに比べて割安な料金プランでお客さんを奪いに行きました。サービスの料金を下げるということは当然利益も削れますが、新サービスではまずシェアを奪うことが優先されます。
 
ワイモバイルのサービスはまだ始まったばかり、今格安SIMの市場もようやく盛り上がってきたところというのが現状です。構図としては 利益<シェア というのが今です。
 
ここまでで何が言いたかったかというと、”ワイモバイルのサービスは今めっちゃ割安!!”ということです。サービスに対して料金設定が明らかに安いんです。
 

最安ではなくコスパ


 
格安SIMでは10分のかけ放題は安くて850円ですが、ワイモバイルなら10分かけ放題が無料ですし、プラス1000円で完全かけ放題になります。完全かけ放題で言うと楽天モバイルがサービスを始めましたが2380円取ってます。
 
格安SIMでは通信回線を借りているが故に時間帯や場所によって遅くなるストレスがあります。それをごまかすために通信速度を測定するアプリ起動時のみ、ある程度の通信速度が出るよう小細工しているところもあるようです。
 
ワイモバイルの通信速度について私は日々体感しているので自信を持って言えますが、本当に快適の一言で速いです。そして困ったら駆け込めるワイモバイルショップも全国に1000店舗以上あります。
 
要するにワイモバイルのサービスと相思相愛なのは、最安であることよりも快適に使えて割安なもの、つまりコスパがいいものを求める人です。

  • 最安であることよりも快適な通信速度で使えることが大事
  • 通話を我慢して通信料を節約するよりも気兼ねなく通話できた方がいい
  • いざ困ったら直接相談できるショップがあった方がいい

このあたりにピンと来る人は、ワイモバイルと相性がいいと思います。私は月々数百円や1000円くらい高くても快適な方が優先です。使うべき時にイライラしながら使うことは非生産的で嫌いです。
 
ワイモバイルのこの品質と価格のバランスも格安SIMのシェア抗争がひと段落してはなくなるかもしれませんので、格安SIMデビューもといワイモバイルデビューするならタイミングとして今は悪くありませんよ。









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