ワイモバイルはなぜ安いか、落とし穴を探す人へ送る4つの理由




『回線を借りてないのに安い、なぜ?』『ネットが速いのに安い、なぜ?』『10分の通話が無料、なぜ?』絶対どこかに落とし穴があるでしょとワイモバイルを斜めから見まくっている方、こんにちは。
 
今日はワイモバイルがなぜ安いかについて解説し、ワイモバイルの化けの皮をペリペリと剥がしてやりたいと思います。



ワイモバイルが安い理由

ワイモバイルはMVNO(格安SIM)ではありません。
 
ワイモバイルは自社で回線を持つドコモ・au・ソフトバンクと同じ立ち位置にあり、そこが回線を大手キャリアに借りてサービスを行っているMVNO(格安SIM)との大きな違いになります。
 
『なのに何で安いの?』と落とし穴を探す気持ちもわかります。”うまい話には罠がある”って学校で習いましたよね。
 
でもそれって逆の見方をすれば、落とし穴がなければ超いいサービスだって感じてるってことじゃありませんか?
 
“罠”なのか”いいサービス”なのか、それでは本編どうぞ。
 

『一番は安い端末のみを扱うこと』By北尾さん


 
モバイルフォーラム2017の中で、ソフトバンク Y!mobile事業推進本部 執行役員本部長の寺尾さん(エライ人)がワイモバイルがなぜ安いのかという質問に対し、『一番は安い端末のみを扱うこと 』と答えています。
 
ワイモバイルの機種の評判はiPhoneは横に置いたとして、Androidだけ見ると物足りないと言う声をよく聞くように思います。
 
その理由もよくわかって、スマホLOVEなガジェット好きさんからすると『フラッグシップモデル(高いやつ)ないじゃん、ハイエンドスマホ(高いやつ)ないじゃん』ということなのでしょう。
 
確かにワイモバイルのスマホはコスト重視で構成されたラインナップなため、カメラ性能抜群の機種や処理能力が化け物級みたいなスマホはありません。
 
でも思うんですがワイモバイルがこれだけ支持されているのは、スマホの性能は並みでもいいから月々の料金が安い方が嬉しいという声が多いということではないでしょうか。
 
一般ユーザーの多くは最新のXperiaやGalaxyが何となくイイモノダというのはわかるけど、使いこなせている気がしていないんだと思います。だってLINEと乗り換え案内しか使わないんですから。
 
だからスマホに月々8000円払うのはもったいなくて、スマホ性能は並みでも料金の安いワイモバイルが支持されるという構図になるわけです。
 

格安SIM戦国時代の今だから


 
格安SIMというものが市場に解放されて数年、2016年は格安SIM元年なんて言われたりするくらいにサービスが普及した年となりました。
 
数百とある格安SIMのサービスがひしめき合う現在は、格安戦国時代とも言えるでしょう。
 
そんな数百のサービスの中でシェアを獲得し、サービスを拡大しようとするなら現在のスタンスは 儲け<シェア です。
 
このスタンスはワイモバイルにも当てはまり、今後ソフトバンクのサブブランドとして格安SIMを相手にシェアを獲得するなら今儲けに走っている場合ではありません。
 
過去に視点を戻すと、ワイモバイルはサービス開始当初 1GB:2980円でサービスを開始しました。それが今はでは 2GB:1980円(1年目のみ) と値下がりしているにもかかわらずデータ通信量アップしています。
 
また3年目以降は1GBのSプランの料金が3980円になるところが2980円のまま据え置きへ変更になりました。さらに10分かけ放題無料も月に300回の上限が無制限になりました。
 
このようにサービス開始の頃から見ても、ワイモバイルのサービスの質は高まっているのに料金が安くなるという現象が起きています。これもワイモバイルが群雄ひしめき合う格安戦国時代で戦っている恩恵と言えます。
 
並み居る競合と闘いシェアを獲得するためには、ワイモバイルもうかうかしてられない。現状はその環境がコストや質の面で、ユーザーのメリットとなっているわけです。
 

Yahoo!との連携から生まれた収益を還元できるため


 
ワイモバイルのYはyahoo!のYということろからもわかりますが、ワイモバイルとyahoo!親密な関係にあります。yahoo!はソフトバンクグループの連結子会社ですし同じグループでもあります。
 
当初ワイモバイルというサービスブランドはyahoo!が運営する予定でした。それが紆余曲折ありソフトバンクが運営することになったわけですが、現在も関連サービスを提供しています。
 
例えばワイモバイルユーザーがyahoo!ショッピングをするとTポイントがたくさんもらえたり、ワイモバイルユーザーはyahoo!プレミアム会員のサービスが無料になったりという感じです。
 
そしてワイモバイルのユーザーがyahoo!の検索エンジンを使ってインターネットをすればyahoo!から広告収入が得られるそうで、このyahoo!からの収入をワイモバイルユーザーに還元することで低コストな料金体系につなげています。
 
イメージで言うと、サービスの原価が1000円だとして、それを900円でユーザーに提供しても200円の別途の収入があれば100円の黒字になるという具合です。
 
ワイモバイルは月額料金としてユーザーから得られる収入とは別にyahoo!から得られる収入があるので、その分安くサービスを提供できますよというわけですね。
 

そもそも大手キャリアが儲けすぎていた面もある


 
ワイモバイルやMVNO(格安SIM)は安い安いと言われますが、そもそも格安スマホが世に出るまでの大手3キャリアが儲け過ぎていたという側面があります。
 
通信業界は基地局などのインフラやショップを全国に展開したりするのに莫大な費用がかかるため、気軽に参入できるものではありません。
 
なのでドコモ、au、ソフトバンクは3キャリアで顧客は奪い合っているものの、月額料金は談合状態。大手3キャリアの料金が高いと感じても他に選択肢がないので、選べるのは大手3キャリアか携帯を使わないかの2択でした。
 
さすがに使わないというのも無理のある話なので、しぶしぶ大手3キャリア主導の値付けにユーザーは従わざるをえなかったところに、新風が吹きます。
 
それがMVNO(格安SIM)です。国に『電波は国民の共有財産なんだから市場に解放しなはれ!』と迫られた大手3キャリアは回線の卸しをスタート。
 
サービス開始当初格安SIMは『よくわからないブランドだし怖い』『ちゃんとつながるかわからんかし、人柱待ちだな』という状態でしたが、現在では市場が拡大しテレビでCMもバンバン流れるようになりました。
 
格安SIMは談合ではなく競争です。競争すれば料金は大手キャリアの1/3以下にもなります。
 
大手3キャリアは様々な面でサービス品質が高いことは認めますが、これだけ格安SIMとの料金差があると、新規参入のハードルの高さに守られた大手3キャリアは散々おいしい思いをしてきたんだなぁと感じずにはいられません。
 

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まとめ

 
ワイモバイルが安い理由をまとめると下記のようになります。

  • ユーザーのニーズに合わせた低価格なスマホを中心としている
  • 格安SIM戦国時代の料金競争の激化
  • Yahoo!との連携から生まれた収益を還元できる

ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドだったり、ショップなどのインフラ(旧Willcomショップなど)が既にあったりと特異な存在でもあります。
 
その特異な部分をアドバンテージにして、これからもユーザーに優しい料金の提供をよろしくお願いします!









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