ワイモバイル2017年の学割終了までもう残りわずかです(2017年5月31日終了)。
しかしながらワイモバイルは学割終了直後こそ何かをやらかすんです。魔法を使っちゃうんです!
『わかかった、わかった。聞いてやっから説明してみな』ありがとうございます。説明させていただきます。
ワイモバイルは学割を名前を変えて継続してきた
ワイモバイルは学割の特典を、別のキャンペーン名に変えて継続させるという魔法を使います。
学割終了までは『今月で学割は終了ですよ~忘れないように申し込んでください~~』と煽っておいて、しれっと別のキャンペーン名で継続させるんです。
どういうことか、2016年と2015年を見てみましょう。
2016年 ワン!キュッパ学割はワンキュッパ割へ
ワイモバイルはワン!キュッパ学割を2016年5月31日で申し込み終了としました。そして2016年6月1日からワンキュッパ割というキャンペーンを始めました。
実はこのワンキュッパ割というキャンペーン、何を隠そう特典内容がワン!キュッパ学割と全く同じなんです。特典は同じで単純に対象者を25歳以下から全員に変更したんです。
凄くないですか、キャンペーンの内容はそのままに、学割終了の翌日から同じ内容で全員が申し込めるようになってしまったんです。
そしてこのワンキュッパ割は現在にいたるまで継続中です(;^ω^)
2015年学割応援団はデータ容量2倍キャンペーンへ
2015年は学割の特典だったデータ容量2倍の特典を、データ容量2倍キャンペーンとして2015年9月1日から開始しました。対象者は25歳以下から全員へ変更です。
さすがに学割終了の5月31日の翌日から始めるということはありませんでしたが、約3ヶ月後には対象者が全員に広がったわけです。
このキャンペーンは対象者を新規、他社からののりかえ、ソフトバンク(ソフトバンクだけ2017年3月1日から)からの番号移行としデータ容量が2倍になるキャンペーンです。
スマホプランSなら1GB⇒2GB、スマホプランMなら3GB⇒6GB、スマホプランLなら7GB⇒14GBとお値段据え置きでスマホのデータ容量が2年間2倍になります。
そしてこのデータ容量2倍キャンペーンも今尚継続中です。
学割はワイモバイルにとってテストマーケティングなのかも
ワイモバイルはもしかすると期間限定の学割で『このキャンペーン内容で利益いくら獲れるかやってみない?』とテストマーケティングをしているのかもしれません。
その結果『利益出せて契約者も増えそうだね』となれば『よし、名前を変えてキャンペーンは延長したれ』とやっているのかも。
実際テストマーケティングするにしても、良くない方へ転んですぐにキャンペーンを打ち切ったらブーブー言われるだろうし、学割みたいに対象者も期間もあらかじめ限定してテストできたら都合がいいですよね。
さぁ今回のテストの結果をワイモバイルはどのように受け取ったんでしょうか。
2017年は2年目も▲1000円が全員対象になるのか
これまでの流れを考えれば2017年の学割特典だった2年間▲1000円割引が18歳以下から全員対象になってもおかしくありません。
そうなれば格安SIMとの料金差がグッと縮まり、通話をするならワイモバイルの方が断然お得という料金設定になります。
2017年の学割終了後の動きに注目ですね。
キャンペーンのトーンダウンが気になる
仮に2年目も▲1000円の割引が全員適用になれば嬉しい話ですが、そうならないかもしれないと思わせるデータがひとつあります。
それは2017年の4月以降、ワイモバイルオンラインストアでSIMの契約特典のキャッシュバックが最大20000円から15000円に減額していることです。
2017年の3月末で会計の年度が変わり、2017年4月以降は別の年度となります。そうなるとキャンペーンの予算や経営の方針が変わってもおかしくありません。
その2017年4月1日よりキャッシュバックが減額したことを考えると『これ以上値引きや値下げをしても利益が出ない』『このままの料金体系やキャンペーンで十分市場のシェアは奪える』とワイモバイルが考えた可能性があります。
キャッシュバックが5000円減額になるなら、▲1000円×12ヶ月=12000円の値引きをするだろうかというのが私の疑問です。
答えは6月1日以降にならなければわかりませんが、どうなるんでしょうかね。
まとめ
- 過去ワイモバイルは学割の内容を別のキャンペーン名に変えて継続してきた
- 学割はワイモバイルにとってテストマーケティングなのかもしれない
- 2017年は2年目も▲1000円が全員対象になるかもしれないが、不安材料もある
2017年もすごい魔法を期待していますので宜しくお願いします。
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