わたくし、オカン(母親)の携帯電話が更新月を迎え、ワイモバイルにしようとしている今日この頃を過ごしています。
オカンはばりばりのガラケーユーザーなので、ワイモバイルガラホの中から機種を選ぼうとしているのですが、意外とこれが難航しました。
難航の理由は『ガラケーの違いがようわからんから、何を基準に選んだらいいのかわからん!!!』というもの。
最終的には機種を決めるひとつの理由にたどり着いたので、皆さまのワイモバイルガラホ選びのお役に立てればと思い記事にしました。
目次
『使えれば何でもいい』という難しさ
オカンにどんな機種がいいのか聞いてみたところ、『使えればなんでもいいわ』という言葉が返ってきました。
まぁこれも予想通りの反応。使える物はなんでもありがたく使う、これが我がオカンのスタンス。
実家に帰ってみると、オカンが私の学生時代のおさがりジャージを着てたりするんですよ。
そんなオカンです。電話ができてメールができればそれで満足。それ以上の機能はあっても使わないんでしょう。
しかしオカンの携帯の契約は私なので、選ぶのも私です。
使用者はなんでもいいと言ったとしても、私は選ぶ以上、根拠を欲します。
ということで『使えれば何でもいい』人のために、根拠を探す作業を開始。
LINEのできるガラホは 502KC・702KC・602SHの3種類
ワイモバイルオンラインストアでラインナップを確認したところ、現在(2018年2月時点)契約できる機種は502KC・702KC・602SHとSimplyの4機種。
この中からSimplyはLINEができないので選択肢から除外。
LINEにこだわる理由は、今回のオカンの携帯をワイモバイルガラホする目的が、LINE対象機種にして写真を気軽に送れる環境を整えるためだからです。
現在の契約だとデータ通信量に応じて料金が加算される料金体系のため、写真をたくさん送ると料金が跳ね上がってしまうので(;^ω^)
実家には東京と関西で距離が離れていることもあり、そうそう頻繁に帰省もできません。
そんな状況ですが、ちょこちょこ写真を送れば多少はオカンの寂しさもまぎれるんじゃなかろうかと考えました。
ワイモバイルガラホ 502KC・702KC・602SHのスペック比較
最新モデルが702KC・602SHの2機種で、このどちらかにするつもりなのですが、比較のために旧シーズンの機種502KCも含めて比較します。
※横にスクロールできます
DIGNOケータイ(502KC) | DIGNOケータイ2(702KC) | AQUOS ケータイ2(602SH) | |
メーカー | 京セラ | 京セラ | SHARP |
CPU | MSM8909 (クアッドコア)1.1GHz |
MSM8909 (クアッドコア)1.1GHz |
MSM8909 (クアッドコア)1.1GHz |
メモリ(RAM) | 1GB | 1GB | 1GB |
ストレージ(ROM) | 8GB | 8GB | 8GB |
ディスプレイ | 3.4インチ 854×480 | 3.4インチ 854×480 | 3.4インチ 960×540 |
バッテリー容量 | 1500mAh | 1700mAh | 1800mAh |
カメラ | 800万画素 | 800万画素 | 800万画素 |
オートフォーカス | ー | 〇 | 〇 |
手ブレ補正 | 〇 | 〇 | ー |
連続待受時間 | FDD-LTE:約530時間 3G:約680時間 |
FDD-LTE: 約600時間 3G:約740時間 | FDD-LTE:約595時間 3G:840約時間 |
連続通話時間 | FDD-LTE:約530分 3G:約780分 |
FDD-LTE:約640分 3G:約910分 |
FDD-LTE:約800分 3G:約910分 |
サイズ(高さ×幅×厚さ) | 114×51×17.9mm | 113×51×17.1mm | 113×51×16.7mm |
重さ | 130g | 137g | 132g |
VoLTE | 〇 | 〇 | 〇 |
赤外線通信 | 〇 | 〇 | 〇 |
Bluetooth | 〇(Ver4.1) | 〇(Ver4.1) | 〇(Ver4.1) |
ワンセグ | 〇(視聴のみ) | 〇(視聴のみ) | 〇(視聴のみ) |
おサイフケータイ | ー | ー | ー |
防水/防塵 | 〇/〇 | 〇/〇 | 〇/〇 |
耐衝撃 | 〇 | 〇 | 〇 |
緊急速報メール | 〇 | 〇 | 〇 |
microSDカード | 〇(最大32GB) | 〇(最大32GB) | 〇(最大32GB) |
テザリング | ー | 〇 | 〇 |
Wi-Fi | ー | IEEE 802.11b/g/n | IEEE 802.11 b/g/n |
FMラジオ | ー | 〇 | ー |
LINE | 〇 | 〇 | 〇 |
付属品 | ー | 卓上ホルダー | ー |
旧シリーズの502KCと比較して新シリーズの702KC・602SHは
- バッテリー容量が20%ほど増え、連続待ち受け時間や連続通話が長くなった
- テザリングやWi-Fiへの接続にも対応するようになった
- CPUやRAM・ROM、対応するSDカードの最大容量は同じ
- 防水・防塵・耐衝撃、赤外通信対応なんかも同じ
という感じ。
ガラホユーザーの中にはテザリングやWi-Fi対応を心待ちにしていた方もいるかもしれません(ウチのオカンは使わないでしょうが)。
そんな方には702KC・602SHのテザリングやWi-Fi対応は朗報ですね。
702KCに限ってはFMラジオも聞けるようで、ラジオ好きには嬉しい仕様になっています(ウチのオカンは聞かないでしょうが)。
ワイモバイルガラホ 502KC・702KC・602SHの料金
ワイモバイルのガラホはケータイプランSSとスマホプランS/M/Lのいずれかで契約ができます。
それぞれ月額料金もことなり、無料通話、データ通信量もことなるので解説していきます。
ケータイプランSSの場合
ケータイプランSSだと無料通話はいっさいありません。
ワイモバイルの代名詞とも言える10分コミコミ(1回の通話が10分以内であれば通話料0円)もないので注意してください。
スーパーだれとでも定額(月額1000円)のオプションに加入すれば完全かけ放題にすることもできます。
プラン | ケータイプランSS | ||
機種名 | 502KC | 702KC | 602SH |
基本料金 | 934円 | 934円 | 934円 |
ベーシックパック | 300円 | 300円 | 300円 |
本体代金 | 1200円×24 | 1400円×24 | 1400円×24 |
月額割引 | ▲1200円×24 | ▲1200円×24 | ▲1200円×24 |
料金合計 | 1234円 | 1434円 | 1434円 |
インターネット(メールも含む)をするためにはベーシックパックというオプションが必須になります。
また、インターネット(メールも含む)は従量制で、わずか110MB使うと上限の4500円に達します
自分でリスクコントロールできる方なら問題ないかも知れませんが、『110MBってどれくらい使ったらそうなるの!?』という方にはオススメしません。
旧シリーズの 502KC と新シリーズの 702KC・602SH では月額にして200円の料金差があります。
上記の料金表は新規・ドコモ・auから乗換えた場合であり、ソフトバンクから乗換える場合は+500円となります。
スマホプランS/M/Lの場合
スマホプランS/M/Lだとワイモバイルスマホと同じように料金プランに応じたデータ通信量(Sなら2GB)と、10分以内であれば回数無制限の無料通話が付いてきます。
プラン | スマホプランS(2GB) | ||
機種名 | 502KC | 702KC | 602SH |
基本料金 | 2980円 | 2980円 | 2980円 |
本体代金 | 1200円×24 | 1400円×24 | 1400円×24 |
月額割引 | ▲1200円×24 | ▲1200円×24 | ▲1200円×24 |
ワンキュッパ割 | ▲1000円×12 | ▲1000円×12 | ▲1000円×12 |
1年目の料金 | 1980円 | 2180円 | 2180円 |
2年目の料金 | 2980円 | 3180円 | 3180円 |
3年目以降 | 2980円 | 2980円 | 2980円 |
こちらのプランでもスーパーだれとでも定額(1000円)に加入すれば完全かけ放題にできます。
ケータイプランSSと同じく旧シリーズの 502KC と新シリーズの 702KC・602SH では月額にして200円の料金差があります。
上記の料金表は新規・ドコモ・auから乗換えた場合であり、ソフトバンクから乗換える場合は+500円となります。
私がワイモバイルガラホを702KCにした理由
機能の差はいくつか感じたものの、使う本人が使わなければ正直あってもなくてもどちらでもという話になります。
ウチのオカンの場合、テザリングやWi-Fi対応も、FMラジオも使わないでしょう。そうなると、これらは判断材料にはなりません。
しかし、これはウチのオカンも喜ぶだろうポイントをひとつ見つけてしまったのです。
それは、付属品の卓上ホルダー!!!です。卓上ホルダーが付属するのは京セラの702HCのみ。これは強い訴求ポイントです。
そう言えば以前のガラケーから今のガラケーに機種変更した時、『なんでこれには卓上ホルダーがないの!』とブーブー言われたんですよ。
どうやらウチの母親世代は卓上ホルダーが大好きのようで、これがないと落ち着かないようです。
ということで、あってもなくてもどちらでもいい機能も充実し、唯一卓上ホルダーが付いているという理由で、オカンのワイモバイルガラホを DIGNOケータイ2(702KC) にすることに決めました。
まとめ
きっと勝手が変わって使い方がわからないと言い出すことは目に見えているので、一度帰省してレクチャーしてこようかと思っています。
掃除洗濯もきっちりやって整理整頓ができるのに、毎日家計簿を付けてつましく生活しているのに、苦手なものは苦手なんですね。人ってそれぞれだわ。
オカンが無事に新しいガラホを使いこなすことを祈るばかりです。