格安スマホ(MVNO)の躍進でサポート難民急増 トラブルの原因は?




格安スマホを検討しているんだけど、サポート難民という言葉を知って格安デビューが不安になった、そこのあなた

確かに月々の通信料は安い方がいいですが、人によって格安スマホは合わない場合もあり問題になることもしばしば。

あなたは格安スマホに乗り換えても大丈夫な人なのか、サポートの質の違いや、どんなトラブルが起きているかについて解説します。



サポート難民が生まれる理由

かんたんに説明すると
 
 
よくわかってない人が
 
よくわからないサービスを
 
よくわからないまま契約した

 
 
そして
 
 
そこに対するサポートが薄い
 
 
というところから格安スマホのトラブルやサポート難民が生まれています。
 
あなたもサポート難民になってしまわないために、事前に格安スマホのサービスについて理解を深めましょう。
 

格安スマホは”格安”のために努力している


格安スマホはなにもあなたを困らせたいわけではありません、むしろ喜んで欲しいのです。
 
その喜ばせ方が“低料金”という方法なんです。
 
当然、ショップのテナント料や人を雇う人件費が膨らめば結果としてスマホの月額料金は高くなり、それはユーザーが歓迎しません。
 
なので、サポートも最低限の電話窓口だけ残し低料金を維持するように努めているのです。
 
契約に関する注意事項の説明も、一契約ごとに対面で人が説明するとなると場所も必要ですし人件費もかかります。
 
これがweb申し込みであれば、契約に関する注意事項もお客さんが自分で確認し自分で必要な情報を入力します。これなら場所も必要ありませんし人件費もかかりません。
 
こうやって格安スマホはサービスを格安で提供できるように努めているんです。
 
これらは意地悪ではなく、ユーザーの求める低料金を実現するものなのです。
 

国民生活センターへの問い合わせ


 
しかし、このユーザーを思って格安であろうとする努力が、不幸な結果をもたらしています。
 
 
下記は格安スマホに関する国民生活センターへの問い合わせ件数の推移です↓

2014年 139件
2015年 380件
2016年 1045件

 
格安スマホが普及するにつれ、問い合わせも増えていますね。
 
問題を抱えた人が全て国民生活センターに問い合わせるわけでなく、むしろごくわずかな一部であることを考えると重い数字だと言えます。
 
格安スマホはサービスの普及と共に問題点も抱えているんです。
 

トラブルの具体例

国民生活センターへの問い合わせ、具体的なトラブルの内容を見てみましょう。
 
 

  • 問い合わせ窓口が電話しかなく、なかなかつながらない
  • スマホの修理中に代替機の貸し出しがなく、修理期間中スマホが使えない
  • メールアドレスの提供がないのでフリーメールを取得してメールしたが、相手に届かなかった
  • 使おうと思っていた中古スマホで使えなかった


 
 
というところ。
 
わかっている人にとっては『当たり前じゃん』ということかも知れませんが、スマホに詳しくない人だと困ってしまってもおかしくありません。
 
どこに泣きついていいのかわからずに、国民生活センターへ相談したんでしょうね。
 

自分は格安スマホにしても大丈夫な人か


 
『安さと引き換えに、サポートが疎かになるなら大手キャリアのままでいい』という選択肢も人によってはありです。
 
ストレスをかかえながらスマホを使うなんて不幸なはなしですから。
 
とくに下記の3つのポイントは格安スマホにする上で押さえておきたいポイントです。
 

対面サポートが受けられなくても大丈夫か

格安スマホでも問い合わせ先はあります。
 
ただし対面で対応可能という窓口は非常に少なく誰もが利用できるわけではありません
 
そうなると電話で問い合わせで問題を解決していくわけですが、声での説明になるのでわかりにくいと感じる人もいるでしょう。
 
『目の前で操作説明してくれなきゃわからない』という人は注意が必要です。
 

困ったことがあってもネットで検索してなんとかできるか

ちょっとしたわからないことを全部電話で問い合わせていたらきりがありません。
 
あなたが経験している”わからない”はほぼ他の誰かも経験していて、web上に解決方法が載っています。
 
 

わからない=聞く

 
 
から
 
 

わからない=検索する

 
 
このシフトができなければ、格安スマホはかなりしんどいと言えます。
 

問題解決のためにお金を払ってもいいか

『困ったらお金で解決します』という考え方は大切です。
 
必要なサービスを受けるのにお金を払うのは当然であり、難しい技術や知識が要らないことであっても、サービスとして人になにかをやってもらうということは一定の対価なしには成り立ちません。
 
特にサポートを削って低料金を維持するというコンセプトの格安スマホにあっては、低料金で手厚いサポートまで求められては辛いところでしょう。
 
もし格安スマホのことで困ったら、家電量販店などで有料のサポートサービスを利用できます。
 

家電量販店のサポートサービス


 
大手家電量販店ではスマホのサポートが受けられますが、これがなかなかいい値段します。
 
ビックカメラ らくらくスマホサポート

ヤマダ電機 スマートフォンタブレットトータルサポート

ヨドバシカメラ スマートフォン安心設定サービス

※全ての店舗でサポートが受けられるわけではありませんのでご注意ください
 
もし自分でなんともならない状況になってしまった場合、対面でのサポートが必要であればこのようなサービスを利用できます。
 
しかし、今までの大手キャリアだとショップがあって無料で操作案内してもらえたことを考えると、落差が大きく感じる人もいるでしょう。
 
その分、大手キャリアだと毎月高い料金を払うわけですが。
 

サブブランドという選択肢


 
ドコモ、au、ソフトバンクなどの大手キャリアと格安スマホ(MVNO)の他に、第三の選択肢としてサブブランドというものがあるのをご存知でしょうか。
 
サブブランドという言葉は聞いたことがなくても、ワイモバイルというサービスは聞いたことがあるのではないかと思います。
 
ワイモバイルはソフトバンク株式会社が運営する、つまり大手キャリアが運営する第二のブランドということでサブブランドと呼ばれています。
 
料金面で言えば 大手キャリア>サブブランド>格安スマホ となり、料金は格安スマホよりもじゃっかん上がるもののショップなどのサポートが充実していたり、ネットの通信速度が快適で早かったりするメリットがあります。
 

ワイモバイルが支持される理由

ワイモバイルが評価されているのは下記の理由からです↓
 
 

  • ショップが全国に1000店舗以上
  • ネットの通信速度が速くて快適
  • iPhoneが選べる
  • 通話のかけ放題サービスがある
  • 色んな割引を組み合わせてお得に使える


 
 
ワイモバイルの格安スマホにおけるシェアは4割もあり、安いのにネットが速くて通話がコミコミで、更にショップまであるという異色の存在です。
 
細かく解説しているので興味のある人はどうぞ↓
 
ワイモバイルはこんな人に向いてます!重要な5つのメリット
 

まとめ

  • 格安デビューして困らないように、まずそのサービスを知ろう
  • 自分にあっているか見極めよう
  • サブブランドという選択肢もある

 
 
安さにつられて不幸な結末を迎えないように、相手と己を知り、自分に最適なサービスを選びたいものですね。

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