サブブランド批判をワイモバイルが受けるアホらしい理由




最近、サブブランド批判というワイモバイルやUQモバイルに対する批判的な声があがっているのはご存知でしょうか。それらはユーザーからではなく、他のMVNO、つまり同業者からのものです。

私には他のMVNOからの批判は『そんないいサービスされたらとても太刀打ちできないからやめてよ』という悲鳴に聞こえてなりません。

ワイモバイルやUQモバイルがサブブランド批判を受けているアホらしい理由について解説します。



批判の内容

総務省が開いた有識者会議『モバイルサービスの提供条件・端末に関するフォローアップ会合』(2016年10~11月)とうものがありまして、そこでmineoを展開するケイ・オプティコムから次のようにワイモバイルは言われました。

価格・品質面のみならず、営業サポート面、端末ラインナップ等、ほかのMVNOでは追随が困難と思われる活動を展開している

続いて、MVNOは大手通信会社から回線の一部を借りるため通信速度が大手と比べ遅くなるのに対し、ソフトバンク通信網をフルで使え高速なネット通信を実現しているワイモバイルを

大手と同じ回線を使っているのだから当たり前。大手から回線を借りるほかのMVNOを潰しにかかっている

などと言われています。

続いてUQモバイルは

UQは昼間でも回線が遅くならないほど潤沢に帯域幅を買っているのに、料金が安いままなのはおかしい

と、言われています。UQモバイルはauのMVNOでありながら本家auばりの高速通信を実現しており、それがそんな安い料金で提供できるのはおかしいよ、ということですね。

更に言えば、UQモバイルを運営するUQコミュニケーションズはKDDIの連結子会社だから何かしらズルしてるんじゃないの?特別待遇してるんじゃないの?という意味も込められていると思います。

批判される理由

他のMVNOや有識者いわく

携帯大手の資本力を武器にほかのMVNOを邪魔している
総務省は、国策の格安スマホ市場の牽引役をつぶすことにもなりかねない

ということらしいです。みなさんはどう感じるでしょうか。

私には
『ママ、太郎くんの家はね、お金持ちだから塾にも通って、家庭教師も付けてるんだって。だから太郎くんにテストの成績で勝てないんだ。学校に塾も家庭教師も辞めさせるように言ってよママ!』

とか

『ママ、次郎くんの家はね、お父さんが東大出てるんだって。だからお父さんから勉強を教えてもらっていて、それで成績がすごくいいんだ。ママ、このままだとまたテストの成績で負けてしまうから、学校言ってにお父さんに勉強教えてもらうの禁止にしてよ!』

というように言ってるようにしか聞こえません。

強みを生かした商売は悪なのか

私が新卒で入った会社での思い出深い話をひとつさせてください。

当時、私が働いていたのは金融機関で、そこで新卒の営業成績トップがAくんでした。そのAくん実は上場企業の創業者の孫というサラブレッド。

彼は親に頼んだりその人脈を使ったりして営業成績をあげていいたのですが、それを見ていた同期は面白くなく『あんなやり方ないよね』『親のコネじゃん』みたいなことを言っていました。

私はその状況に自分が何を感じているのか、うまく考えがまとまらずにいたところ、同期のIくんがこう言ったのです。

『自分が上場企業の創業者の孫っていうポジションの利用価値を考えて、この仕事を選んだとしたらそれはそれでいい戦略でしょ』
『もし自分が彼の立場なら利用できるものは利用するし、それのなにがダメなの?』

この時顔を歪ませた同期も数人いましたが、私の胸はすっとする思いでした。きっと私も心の中ではIくんと同じことを感じていたんだと思います。

確かに羨ましく感じる気持ちがなかったかと言えば嘘になりますが、それ以上に『ないものねだりの妬みはダサいし意味がない。自分は自分ができることに集中しよう』と私はあらためてその時思いました。

で、話をサブブランド批判に戻すんですが、問いかけたいのは”自分の強みを生かして商売するのは悪なんですか?”ということです。

  • ワイモバイルやUQモバイルは大手通信キャリアの資本力を武器に
  • 楽天モバイルはショッピングサイト楽天との連携のうまみを武器に
  • TSUTAYAを運営するCCCが提供するTONEはTSUTAYAという実店舗やDVDレンタル無料を武器に

こんな風に自分たちの強みを活かして、よりよいサービスや勝ち抜くための戦略を考えればいいだけなんじゃないでしょうか。

MVNOに参入しそこで商売を成り立たせるのは国の庇護ではなく、アイデア・創意工夫・独自性と言ったユーザーから選ばれる理由じゃないでしょうか。私にはそう思えてなりません。

ワイモバイルがサブブランド批判を受けるアホらしい理由

単純ですが批判受けるのはワイモバイルのサービスが素晴らしく、他のMVNOからすれば脅威で仕方がないからというのが理由です。ワイモバイルからすればサブブランド批判は称賛に値するものでしょう。

自由競争の中でユーザーに支持されるサービスが残り、そうでないサービスは淘汰されるというただそれだけのこと。MVNOの魅力は低価格だけではないはず。

ないものねだりをして文句を言って、それがユーザーのためになるんでしょうか。

他のMVNOよりもちょっぴり高いけれど、1000店舗以上ショップがあったり、android oneという他にはない端末を扱っていたり、通話料がコミコミだったりワイモバイルも独自性を出して勝負しています。

1000も店舗を構え人をたくさん雇うというリスクも取りながらも他のMVNOと勝負できる料金体系を打ち出し、働く人を食わせるため利益を出す方法も考える。ワイモバイルなかなか頑張っていると思います。

当然他のMVNOも頑張っているでしょうが、どうせ頑張るなら人の足を引っ張る方向にベクトルを向けるのではなく、どうすれば自分たちのサービスがユーザーに喜んで貰えるかを考える方にベクトルを向けて欲しいものですね。









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