私の愛してやまないワイモバイルですが、残念なことに全てのユーザーに満足してもらえるサービスだとは思っていません。
人それぞれ好みも違いますし、多様なニーズの中には合わない人もいるでしょう。
ということで今回は『こんな人はワイモバイルにするメリットがあんまりないよね』だよか『ワイモバイルは向いてないよね』と思う人はどんな人かというところにスポットをあててお送りします。
私の格安SIM史
色々言う前に私の格安SIM史をどうぞ。
- 2013年11月:ドコモからワイモバイルのNexus5にMNP
- 2015年12月:ワイモバイルからIIJにMNP
- 2016年3月:IIJからワイモバイルにMNP
- 2017年10月:BIGLOBEモバイルを新規契約
- 現在:ワイモバイルとBIGLOBEモバイルを契約中
たまに浮気をしたりもしましたが、
長らく使っているのでワイモバイル愛が強いです。サイトタイトルも「ワイモバイルまにあっくす」ですし。
なので他の格安SIMも使っていますが、ワイモバイル贔屓な人がこの記事を書いていることを念頭に置いてくださいませ(´・ω・`)b
こんな人ならワイモバイルはすすめない

ワイモバイルが向いてい理由トップは下記の3つです。
- ①通話をほとんどしない
- ②ネットの快適さよりも料金重視
- ③2年縛りが絶対イヤな人
この3つの中で2つあてはまるという方なら、ワイモバイルはやめておいた方がいいかもしれません。
すすめない① 通話をほとんどしない人
まず、ワイモバイルのスマホプラン↑は10分かけ放題コミコミのプランしかありません。言い方を変えれば通話をする人がよりお得に使えるプランなんです。
格安SIMの場合、通話をするなら20円/30秒という通話料が一般的で、通話をすると下記のような料金がかかります↓
- 10分の通話=400円
- 20分の通話=800円
- 30分の通話=1200円
『たった20分の通話で800円かかるので、通話をする人は10分かけ放題のオプションを付けましょうね~』ということで、格安SIMでも通話をするなら850円前後の10分かけ放題オプションに加入するのが一般的です。
しかし、通話をしないなら通話料もかかりませんし、オプションに加入する必要もありませんよね。
通話をしないなら音声プラン(電話ができるプラン)は格安SIMの場合、データ通信量が3GBで1600円前後、6GBで2200円前後で提供されています。
auのサブブランドであり、ワイモバイルばりに通信速度が速いと評判のUQモバイルと料金を比較してみましょう。
- UQモバイル:3GBで無料通話なし⇒1680円
- ワイモバイル:2GBで10分かけ放題⇒1年目1980円、2年目以降2980円、2年平均2480円
2年平均の料金で比較した場合、ワイモバイルの2GBプランはUQモバイルの3GBプランと料金差が月額800円に。
800円×24ヶ月=19200円
毎月800円の差があると、2年間で2万円近い料金差となってしまいます。

すすめない② ネット快適さよりも料金重視
私がワイモバイルを選んだ理由はほとんどこれで、料金よりもネットの快適さ(通信速度が速くて安定していること)重視だからです。
正直1000円くらいの差なら時間帯を問わず快適に使えた方がいいし、ちょっとした用事でも通話料を気にすることなく電話できた方が快適だと私は感じます。
もともとドコモのスマホに8000円払っていたことを考えると、ネット(通信速度)の快適さを維持したままワイモバイルにして3000円になるなら私は〇です。
しかし『そもそもスマホを使うメリットをあんまり感じないし、LINEくらいしか使わないから通信速度もあんまり関係ないし、できるだけ安い方がいい』という方もいるでしょう。
また『家にも職場にもWi-Fiあるし、移動は車でスマホいじれないんだ。あと超インドア派だからお外行かない』という人なら料金重視にしてもいいですよね。
※横にスクロールできます
2GB | 3GB | 3.1GB | 5GB | 6GB | |
ワイモバイル | 2年平均:2480円 | 2年平均:3480円 | |||
DMM(かけ放題なし) | 1380円 | 1500円 | 1910円 | ||
LINEモバイル(かけ放題なし) | 1690円 | 2220円 | |||
UQモバイル(かけ放題なし) | 1680円 | ||||
UQモバイル(5分かけ放題あり) | 2年平均:2480円 | 2年平均:3480円 | |||
楽天モバイル(かけ放題なし) | 1600円 | 2150円 | |||
楽天モバイル(5分かけ放題あり) | 2年平均:2480円 | 2年平均:3480円 |
↑安さが売りのDMMモバイルと比較すると、同じ2GBのプランで料金差は毎月1100円にもなります。

すすめない③ 2年縛りが絶対にイヤな人
ワイモバイルのスマホプランは一部の例外を除いて2年単位の契約が前提です。
例外に興味のある方はこちらをどうぞ↓
『あと1年しか日本にいない』とか『2年縛りで過去に嫌な思いをしたから縛られるのは絶対イヤ』という方にはワイモバイルは向いていません。
しかし『絶対にイヤというわけでもないけど、なるべく縛られない方がねえ』というくらいなら再考の余地あり。
まぁ縛りがない方が更新月を気にする必要がなくて楽ですが、Googleカレンダーに更新月を入れるなど対策すれば更新月を逃すリスクは抑えられます。

消去法でワイモバイルにした方がいい人

アナタは今使っているスマホでわからないことや変な通知が出ると、携帯ショップに駆け込んだりしていないでしょうか。
『とにかく対面で手取り足取り教えて欲しい!駆け込むところがないと不安で仕方がない』という方は、多少料金が割高になってもワイモバイルをおすすめします。
と言うのも、ワイモバイルの量販店などを含めた取扱店舗数3000ヶ所、ショップ1000店舗という数字は他の格安SIM(MVNO)と比較して圧倒的なんです。
ライバルっぽい位置付けのUQモバイルのショップであるUQスポットは150ヶ所ほど、フリーテルを吸収し勢いに乗る楽天モバイルの取り扱い店舗は200ヶ所ほどです(この記事作成時点で)。
- ワイモバイルショップ:約1000店舗
- UQスポット:約150店舗
- ワイモバイル取り扱い店舗:約3000ヶ所
- 楽天モバイル取り扱い店舗:約200ヶ所
『オレ2chの住人でめっさ詳しいからサポートなんて要らないっス』という人には関係ないでしょうが、『操作方法とか電話で聞いてもわからないから、対面で直接教えて欲しいなぁ』という人ならワイモバイルが無難です。

ワイモバイルスマホなら窓口はひとつ

サポートがらみでもうひとつワイモバイルの強みを挙げると、ワイモバイルはスマホと契約をセットで販売しているので、スマホの問い合わせに対して自社で答える義務があることも大きいです。
格安SIM(MVNO)の場合、契約はMVNOの管轄、スマホのことはメーカーの管轄という切り分け色が強いです。
そうなるとスマホの機能や使い方を聞いても『それはメーカーに聞いてください』となる可能性があります。特に契約後の問い合わせだと尚更。
販売員という人種は契約を獲ることが最優先の仕事なので、契約というニンジンが目の前にぶら下がっていればあなたに親切にしてくれるかも知れませんが、そのニンジンがなければ袖にされることもあるでしょう。
それがワイモバイルの場合、3大キャリア(ドコモなど)のようにスマホと契約をセットで販売しているAndroid One シリーズなどでは、ワイモバイルショップやカスタマーサポートで問い合わせに対応する義務があります。
私もワイモバイルスマホの細かい部分を問い合わせをしたところ、即答ではありませんでしたがデータベースのようなものを開いて回答してもらったことがあります。
iPhoneのことになると、突っ込んだ問い合わせはappleのサポートへとなるかもしれませんが(;^ω^)
たらい回しにされるのが嫌という方であれば、ワイモバイルのAndroid Oneシリーズなんかいいんじゃないでしょうか。

私がワイモバイル以外を選ぶなら
通信速度が速くて通話もちょこちょこするのでワイモバイルを選んた私ですが、仮に通話をしないというのならUQモバイルを選びます。
特にUQモバイルの3GBプランはワイモバイルにはない魅力的なプランだと思っていまして、
- 月額1680円で3GB
- 最低利用期間は12ヶ月
- 通信速度の評価がずーっと高い
- ※ワイモバイルにはないかけ放題なしの安いプラン
魅力が満載だと思います。
ワイモバイルとUQモバイルはライバル関係にあるようで、ワイモバイルが家族割や学割を始めるとUQモバイルは追いかけてきます。
そんなUQモバイルのアグレッシブな姿を見て『ワイモバイルも1680円かけ放題なしの3GBプランをマネすればいいのに』とよく思います。
しかし、ワイモバイルが3GBで1680円プランを追わないということは、追うメリットがあまりない、むしろマイナスというジャッジをしているんだと推測できます。
ユーザーとしてはコスパが良く嬉しいプランだということは、サービスを提供する企業側からしたら儲からなプランということですからね。
UQモバイルもなるべく3GBで1680円のプランに行って欲しくないのか、1980円(2GB)や2980(6GB)の宣伝ばっかりしてます。
まったく、羨ましいプランだぜ!!!