ワイモバイルの初代Android one 507SHが9月29日より値下げになります。
Android oneシリーズ隆盛の立役者である507SHがこみこみ1480円で使える機種の仲間入り。
新規・MNP・機種変更などの料金パターンまとめました。
507SHの新月額料金
9月28日までは、例えば新規だと実質的な本体代金の負担が毎月1000円かかっていました。
それが変更後の料金になると、念願の実質負担0円になります。家族割や光セット割の割引を発動させれば1480円で使える機種となってます。
新規・MNP・契約変更
android one 507SH | |||
Sプラン(2G) | Mプラン(6G) | Lプラン(14G) | |
基本料金 | 2980 | 3980 | 5980 |
本体割賦金 | 1400 | 1400 | 1400 |
月額割引 | ▲1400 | ▲1400 | ▲1400 |
ワンキュッパ割 | ▲1000×12 | ▲1000×12 | ▲1000×12 |
1年目 | 1980 | 2980 | 4980 |
2年目 | 2980 | 3980 | 5980 |
機種変更・ソフトバンクからのMNP
android one 507SH | |||
Sプラン(2G) | Mプラン(6G) | Lプラン(14G) | |
基本料金 | 2980 | 3980 | 5980 |
本体割賦金 | 1400 | 1400 | 1400 |
月額割引 | ▲900 | ▲900 | ▲900 |
1年目・2年目 | 3480 | 4480 | 6480 |
507SHってこんな機種
507SHは2016年7月に発売された機種なので、新しくはないものの改定後の料金なら十分に魅力的な機種です。
セールスポイントはこんな感じ↓
507SHとディグノE(503KC)の比較
同じ実質負担0円機種のディグノE(503KC)と比較してみます。
android one 507SH | DIGNO E(503KC) | |
メーカー | SHARP | 京セラ |
OS | Android 7.1 Nougat | Android 6.0 marshmallow |
CPU | Snapdragon617 MSM8952 (1.5GHz×4 + 1.2GHz×4) |
Snapdragon410 MSM8916 (1.2GHz×4) |
メモリ(RAM) | 2GB | 2GB |
ストレージ(ROM) | 16GB | 8GB |
ディスプレイ(解像度) | 5.0インチ HD(1280×720) IGZO |
5.0インチ HD(1280×720) |
バッテリー容量 | 3010mAh | 2300mAh |
カメラ(メイン/フロント) | 1310万画素/500万画素 | 800万画素/200万画素 |
連続待受時間 | 3G:875時間 LTE:745時間 AXGP:695時間 |
3G:860時間 LTE:650時間 AXGP:600時間 |
連続通話時間 | 3G:1220分 LTE:1220分 |
3G:1190分 LTE:880分 |
サイズ(高さ×幅×厚さ) | 142×71×8.8 | 142×72×10.8 |
重さ | 135g | 138g |
SIMサイズ | nanoSIM | nanoSIM |
Wi-Fi(対応規格、周波数) | b/g/n (2.4GHz) |
b/g/n (2.4GHz) |
対応周波数帯 | 3G 900MHz(8) 2.1GHz(1)FDD-LTE 900MHz(8) 1.7GHz(3) 2.1GHz(1) TD-LTE |
3G 900MHz(8) 2.1GHz(1)FDD-LTE 900MHz(8) 1.7GHz(3) 2.1GHz(1) TD-LTE |
最大通信速度 | FDD-LTE 下り最大:187.5Mbps 上り最大:37.5MbpsAXGP 下り最大:165Mbps 上り最大:10Mbps |
FDD-LTE 下り最大:112.5Mbps 上り最大:37.5MbpsAXGP 下り最大:110Mbps 上り最大:10Mbps |
VoLTE(HD+) / VoLTE | -/〇 | -/〇 |
カラー | スモーキーブルー ブラック ホワイト |
レッド ホワイト ブラック |
充電端子 | microUSB | microUSB |
指紋認証 | ー | ー |
ワンセグ | 〇 | ー |
おサイフケータイ | ー | ー |
防水/防塵 | IPX5、IPX8 / IP5X | IPX5、IPX8 / IP5X |
耐衝撃 | ー | 〇 |
microSDカード | 〇 最大200GB | 〇 最大200GB |
カメラの画素数もCPUの処理能力も507SHが上。まぁ発売された時期も507SHの方が新しいので仕方ないとは思いますが、同じ価格であることを考えると、パフォーマンスでは507SHに軍配が上がります。
ディグノEを選ぶとすれば、耐衝撃にや赤外線通信に重きを置く人でしょうか。あとはwillcom時代からの熱心な京セラファンとか。
『どっちか一つ選べ』と言われたら、私は507SHを選びます。ストレージも16GBあり、CPUも一応スナドラ600番台ですからね。
バッテリーの持ちが優秀
507SHのバッテリー持ちはLTE待ち受けで約745時間となっており、この数値は最新のスマホと比べても優秀な数値。
最新のスマホはディスプレイが高精細なモデルが多いですが、裏を返せばそれだけ電力を必要とします。バッテリーもちを優先させるなら、507SHのようにHDディスプレイの方がいいという人も多いでしょう。
『HDだと、画面のキレイさはどんなもんなのさ?』こればっかりは実機を見てあなたがどう感じるかどうかとしか言えませんが、問題なく使える人の方が多いと思います。
バッテリーの持ちを犠牲にしてでもディスプレイの解像度を優先する私のような愚か者は、WQHDやら有機ELに飛びつかせておけばいいんです。
CPUはオクタコアのSnapdragon617
507SHのCPUはSnapdragon617で、antutuで50000点に届かないくらい(ディグノEの410になるとこの半分ほど)。Zenfone3(60000点オーバー)に搭載されている625と比較すると溝をあけられてしまいますが(^_^;)
617はSIMフリースマホでDSDSの走りになってよく売れたMoto G4 Plusに搭載されていたCPUなので、そこそこのパフォーマンスは期待できます(ミドルユーザーまでなら)。
3Dゲームにはもちろん向きませんが、安さ重視で実質負担0円の機種としてなら悪くないと思います。
Android oneシリーズはマイクロSDを内部ストレージとして扱える
内部ストレージが少ないと心配になるのは、アプリがたくさんダウンロードできないということではないでしょうか。
例外的なリテラシーの方を除けば、アプリはSDカードには保存できず、スマホの内部ストレージに保存するしかありません。
その内部ストレージがいっぱいになると、アプリの保存先がなくなってしまいますが、SDカードを内部ストレージにできる507SHなら心配無用。
『ゲームとか結構する!色んなアプリに興味があるから、たくさんインストールしたい!!』という方ならこの機能は嬉しいと思いますよ。
注意点
OSのアップデート保証は18ヶ月まで
507SHはAndroid oneシリーズなので『ずっと最新OSが使える。やった!!』と思っている方は注意して下さい。
確かにAndroid oneはOSのメジャーアップデートが保証されていますが、それは発売後18カ月までです。
つまり2016年7月に発売された507SHはandroid8.0 Oreoのアップデートには対応するでしょうが、9.0が対応になるかはわからないんです。
私も使っていたGoogleの謹製スマホであるNexus5もヌガーは降ってきませんでした。いつか置き去りにされる運命なのです。
おサイフケータイはなし
残念ながらおサイフケータイついていません。
スマホケースにスイカを入れるなどして下さい。
こんな人におススメ
実質負担0円ですし、最新OSであるOreoにも近々対応するでしょうし、シンプルに必要なアプリだけ使いたいという人にはいい機種だと思います。
ワンセグも見れますし、防水・防塵対応の日本製スマホ。やっと値下がりして、グッと手が出しやすくなりましたね。
光セット割にしたらもっと安くなるで
家のネットをソフトバンク光にして光セット割を組めば割引が受けられ、料金はこんな感じになります↓
新規・MNP・契約変更の場合 | ||
光セット割 なし | 光セット割 あり | |
スマホプランS(2GB) | 1980 | 1480 |
スマホプランM(6GB) | 2980 | 2280 |
スマホプランL(14GB) | 4980 | 3980 |
みなさん光セット割という割引をご存知でしょうか?
かんたんに説明すると『家のインターネットも同じソフトバンクグループでまとめてくれたら割引をするよ』という割引です。
家のインターネットとスマホ、割引のない組み合わせにしておくのはとってもったいない話。
私も家のインターネットをソフトバンク光にして、ワイモバイルの料金から割引を受けてます。
どうせ使うスマホと家のインターネットなので、お得で安い組み合わせで持ちたいので。
ソフトバンク光とは
ソフトバンクが提供している家のインターネットサービスで、組み合わせて持つことでワイモバイルやソフトバンクのスマホから割引が受けることができます。
ソフトバンク光と言ってもNTTの環境を使っているので、NTT(フレッツ光)の環境が入っているマンションならソフトバンク光も使えます。もちろん戸建でもOK。
月額料金もスマホからの割引に必要なオプション料込みでマンションタイプが4300円、戸建が5700円と値段は普通ですが、スマホからの割引があるので得になります。
フレッツ光の方へ
フレッツ光の方は猛烈ラッキー。なぜならフレッツ光からソフトバンク光への切り替えは、転用と言って工事も必要なくかんたんに変更できるからです。
何を隠そう私もこのパターンでソフトバンク光に切り替えたひとりです。やったことはソフトバンク光の申し込みをして、送られてきた無線Lanルーターをセットしただけ。
ソフトバンク光と言っても元はNTTの環境を使っているので、目に見えてすることがほとんどないんです。
要するに環境はそのままで、申し込めばワイモバイルの料金から割引が発生するよいうのがフレッツ光からの転用です。
フレッツ光をやめる際の違約金もほとんどのレアケースを除いてかかりませんし、仮にかかったとしてもそれをソフトバンクで負担してくれるキャンペーンをやっているので問題ありません。
違約金は心配なし
家のインターネットにはなんらかの縛りがあり、やめると違約金がかかる場合がほとんど。またフレッツ光でもプロバイダを契約しているはずなので、これをやめるのに違約金がかかります。
『違約金とかノーサンキュー!!』ご安心あれ。それらの違約金はソフトバンクが10万円まで負担してくれるキャンペーンをやっているので、後から返金されます。
違約金と言っても10000円とか5000円ほどなので、10万円を超えることなんてないでしょう。
返金の対象はau光やJ:comなどの他社のインターネット、プロバイダ(OCNやぷらら、ニフティみたいなやつ)、WimaxもOKです。
個人的な使用感
個人的な使用感を話すと、実のところフレッツ光からソフトバンク光に変えて、料金以外は特に変化を感じてません。
ネットの速度も前と同じようなもの。私のネットの使い方としてはデスクトップPCには有線でつなぎ、wifiにはモバイルノート1台とスマホ3台をつないで使ってます。
ネット検索とHuluやYoutubeで動画は見ますが、オンラインゲームはしません。平均的なミドルユーザーだと思いますが、ソフトバンク光に遅いとか不便を感じたことはありませんね。
私同様『ふつうに使えれば問題ない』という方は、早いことソフトバンク光にして割引受けたほうがいいですよ。
まとめ
- 507SHが値下げしてグッとお求めやすくなりました!同じ値段ならディグノEよりもおすすめです。
- ミドルユーザーがターゲット。ワンセグ、防水・防塵、国産、最新OSに興味がある方はぜひ。
- もし1480円で使いたいなら、家族割か光セット割を申し込みましょう。家のネットと合わせないのはもったいない!
ということでした。
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