ワイモバイルいつから1~2割値下げなのか?分離プランとはの解説




ドコモさんの「4割値下げする!」発言を受けて、どうやらワイモバイルも料金が1~2割安くなるなるみたいですよ!

ワイモバイルの料金値下げがいつからかと言うと、2019年上半期なので6月30日までに値下げということになります。

あとワイモバイルにも分離プランを導入するようなので「分離プランって何やねん!?」ということも解説しようと思います。




ドコモの4割値下げ砲を受けた携帯各社の対応

ドコモの社長さんは2019年6月までに、現状より通信料が2〜4割安くなる新しい料金プランを導入すると発表しました。

これを受けauは「ワイらは分離プランのトップランナーで、既に分離プランを導入して3割値下げ済みやから静観するで」と先輩面して静観の方針。

ソフトバンクも「ウルトラギガモンスター+で分離プラン導入してるし、なんやったらソフトバンクの1GBあたりの料金単価は世界最安やで」とオリジナル理論を展開。

 

そしてソフトバンクのサブブランドである分離プラン未導入のワイモバイルは、分離プランの導入と料金の1~2割値下げが発表されました。

まぁ携帯キャリアが素直に料金を下げるとも思えませんが、一応喜んでおきますよ、値下げ万歳 \(^0^)/

ドコモの4割値下げはドコモ with の全機種対応か、分離プランの導入か

ドコモには特定機種限定で「ドコモ with 」という分離プランがあり、これを2019年6月までに全機種に拡大するんじゃなかろうかとも言われています。

ドコモ with は本体代金の値引きをしないかわりに、通信料から毎月1500円を割引し続けるという、長く使えば使うほどお得なプラン。

 

「本体代金が10万円以上するスマホだと本体値引きなしは厳しいんじゃない?」という声もありますが、まぁなんとかうまいことやってくれることを祈るばかりです。

 

10万円以上するスマホなんて、そこに価値を感じて喜んでお金を払いたい人が買うもんだと思います。

最近のスマホは3万円を切る価格でもミドルユーザーを満足させてくれるほど性能が向上してますからね。

「分離プランって誰やねん!?」の解説

ワイモバイルの Android One X3 の料金をもとに分離プランを説明します。

MNP・PHSAndroid One X3
プランSプラン(3G)Mプラン(9G)Lプラン(21G)
基本料金2,9803,9805,980
本体割賦金2,4002,4002,400
月額割引▲1,400▲1,900▲1,900
ワンキュッパ割▲1,000×12▲1,000×12▲1,000×12
1年目2,9803,4805,480
2年目3,9804,4806,480

Android One X3 の本体代金の月額負担はSプラン(3GB)の場合、2400円ー1400円=1000円 という構成になっています。

本体代金の月額負担額としては2400円なんだけど、▲1400円の割引が適用になるから、実質的な本体代金の負担は1000円になって嬉しいよねというのが現状の一体プラン。

これが分離プラン導入によって、スマホの本体代金としてはX3の場合毎月2400円払うことになるけど、その分通信料を安くなることが期待されているわけです。

 

つまり、

 

分離・一体プランの仕組み

分離プランとは本体代金の負担は高いけど通信料は安い

一体プランとは本体代金の負担は安いけど通信料は高い

 

でも聡明なワイモバイルまにあっくす読者さまなら気付いているかも知れませんね、「あれ、通信料は値下げになるかもしれないけど、トータルコストで見たら下がってないんじゃ」と(/ω\)

押し付けられるソフトバンクの「たくさん使えるんだから値下げでしょ!」理論

ソフトバンクの分離プランであるウルトラギガモンスター+のデータ通信量は月に50GBという、個人的には「1年かかってもそんなに使えないわ」という膨大な量。

確かに数年前は5200円で7GBだったものが、5980円で50GB使えるので1GBあたりの単価は下がってますよ。

 

でも使おうが使わまいが5980円(しかも通話料は別)取るなんてただの押しつけですよね。

そんなウ〇コ理論を展開せずに、月に5GBしか使わなかったら 5980円 × 1/10 = 598円 こんな定食価格にするくらいの懐の深さを見せていただきたい。

 

結局値下げしたように見せかけて、ユーザーが負担するコストは下がらないように設計してるんですよ、怖いですね~

蓋を開けるまで値下げを鵜呑みにしなさるな

「分離プランを導入すれば通信料は安くなる!」という総務省の神の雷をいったんは受け入れた格好の通信キャリア各社。

でもまぁ蓋を開ければうまいことかわして、見せかけの安さでごまかす部分もあるんじゃないかと思ってます。

 

よく「総務省のやっていることは的外れだ!」なんて言われますが、実はわかっていて的外れなことをやりつつ、携帯キャリアとちょうどいい妥協点を時間をかけてさぐっているのかもしれませんね。

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