ワイモバイルがiPhoneSEの月額割引を変更し、実質的な本体代金の金額が変更になりました。
SEの本体代金の実質的な負担額は2年間でたったの12000円です。
最大の値引き幅は16800円と他の格安SIM(MVNO)は涙目になっていることでしょう。
iPhoneSEの値下げを断行
世間ではiPhone8がベゼルレスデザインになるだの、有機ELディスプレイになるだの、指紋認証ボタンが消えるなど噂されていますが、ワイモバイルのiPhoneSEも負けてはいません。
こんなに激しい値下げをするなんて、また有識者会議で『大手の資本があるからできることだ、MVNO市場の成長を阻害している』とmineoさんあたりに嚙みつかれそうですね。
で、iPhoneSEがいったいいくらになったかというと、下記の通りです。
新規、ドコモ・auからのMNP、PHSからの契約変更時のiPhoneSE32GBの料金
iphoneSE 32GB | |||
Sプラン(2G) | Mプラン(6G) | Lプラン(14G) | |
基本料金 | 2980 | 3980 | 5980 |
本体割賦金 | 2500 | 2500 | 2500 |
月額割引 | ▲1500 | ▲2000 | ▲2000 |
ワンキュッパ割 | ▲1000×12 | ▲1000×12 | ▲1000×12 |
1年目 | 2980 | 3480 | 5480 |
2年目 | 3980 | 4480 | 6480 |
新規、ドコモ・auからのMNP、PHSからの契約変更時のiPhoneSE128GBの料金
iphoneSE 128GB | |||
Sプラン(2G) | Mプラン(6G) | Lプラン(14G) | |
基本料金 | 2980 | 3980 | 5980 |
本体割賦金 | 3000 | 3000 | 3000 |
月額割引 | ▲1700 | ▲2200 | ▲2200 |
ワンキュッパ割 | ▲1000×12 | ▲1000×12 | ▲1000×12 |
1年目 | 3280 | 3780 | 5780 |
2年目 | 4280 | 4780 | 6780 |
ソフトバンクからの番号移行時のiPhoneSE32GBの料金
iphoneSE 32GB | |||
Sプラン(2G) | Mプラン(6G) | Lプラン(14G) | |
基本料金 | 2980 | 3980 | 5980 |
本体割賦金 | 2500 | 2500 | 2500 |
月額割引 | ▲1000 | ▲1500 | ▲1500 |
ワンキュッパ割 | ▲1000×12 | ▲1000×12 | ▲1000×12 |
1年目 | 3480 | 3980 | 5980 |
2年目 | 4480 | 4980 | 6980 |
ソフトバンクからの番号移行時のiPhoneSE128GBの料金
iphoneSE 128GB | |||
Sプラン(2G) | Mプラン(6G) | Lプラン(14G) | |
基本料金 | 2980 | 3980 | 5980 |
本体割賦金 | 3000 | 3000 | 3000 |
月額割引 | ▲1200 | ▲1700 | ▲1700 |
ワンキュッパ割 | ▲1000×12 | ▲1000×12 | ▲1000×12 |
1年目 | 3780 | 4280 | 6280 |
2年目 | 4780 | 5280 | 7280 |
新規もしくはドコモ・auからの乗り換えなら、iPhoneSEでスマホプランM(6GB)の場合実質負担500円ってやばいですね。
500円×24回で2年間の負担金額の合計は12000円ポッキリですよ。
スマホプランS(2GB)は変わらないというじゃっかんの肩すかしはあるものの、値段が下がったのはユーザーとして嬉しいことです。
iPhoneSEの対格安SIM料金比較
もし格安SIMをiPhoneを使うならAppleストアで購入する必要があります。残念ながら家電量販店で契約のからまない新品のiPhoneは売っていません。
もしAppleストアでiPhoneSEを買えば32GBで44800円、128GBだと55800円します。
これを月々の負担金に換算すると 44800円÷24ヶ月=1867円 という金額になります。
では、これをもとにワイモバイルでiPhoneSEを契約した場合と、AppleストアでiPhoneSEを購入し格安SIMで使う場合の料金差を比較してみましょう。
比較するのは格安SIMのシェアNo.1であるOCNモバイルONEです。その他の格安SIMの値段も似たようなものなので『iPhoneSEを買って格安SIMで使う場合、こんなイメージなのね』と思ってもらえれば結構です。
iPhoneSE(32GB)を購入しOCNモバイルONEで使う場合
OCNを契約しiPhoneSEを購入する場合 | |||
3GB | 6GB | 10GB | |
基本料金 | 1800 | 2150 | 3000 |
10分かけ放題 | 850 | 850 | 850 |
本体割賦金 | 1866 | 1866 | 1866 |
合計 | 4516 | 4866 | 5716 |
これがiPhoneSEを買って格安SIMで使う場合のイメージ金額です。もし通話オプションが必要なければ850円引いた金額で捉えておいてください。
新規、ドコモ・auからの乗り換えでワイモバイルのiPhoneSE(32GB)を契約する場合
ワイモバイルでiPhoneSEを契約する場合 | |||
Sプラン(2G) | Mプラン(6G) | Lプラン(14G) | |
1年目 | 2980 | 3480 | 5480 |
2年目 | 3980 | 4480 | 6480 |
平均 | 3480 | 3980 | 5980 |
もちろんワイモバイルは全プランに10分までのかけ放題が付いています。
比較の結果として言えるのは月々の料金はほぼ同じで
- 10分までのかけ放題があるのとないのどっちがいいか
- 自社で回線を持つ高速なネット通信がいいか、時間や場所によって遅くなってもいいか
- 全国に1000店舗以上ショップがある方がいいか、ほぼネット窓口のみがいいか
- ワイモバイルがiPhoneSEを最大12000円値下げへ
- UQモバイルも同価格に値下げ
- iPhoneSEをけいやくするならワイモバイルかUQモバイルが有利
-
ということです。
今回の値下げでiPhoneSEを使うならワイモバイルの優位性が更に拡大しましたね。
値段は同じならジーユークオリティーよりもユニクロクオリティーがいいですよねって話です。
UQモバイルもワイモバイルと同価格へ値下げ
気になる存在なのがライバル的存在でであるUQモバイル。実はこちらもiPhoneSEの料金を値下げしてワイモバイルと同じ金額となっています。
どっちがどれだけ安いということはなく、同じデータ通信量のプランなら実質的な負担額は同じです。
UQモバイルが値下げすればワイモバイルが追いかけ、ワイモバイルが値下げすればUQモバイルが追いかけるという構図はずっと続くんでしょうね。
ともあれ2つのサービスが競い合ってくれることで、ユーザーとしてはサービスを安く受けられるので嬉しいことです。
今後も切磋琢磨よろしくお願いします。
新iPhoneの投入はあるか
発売から4カ月を目前にしてiPhoneSEの初の値下げに踏み切ったワイモバイルですが、9月にはiPhone8が発表されるかというタイミングでもあり、ワイモバイルでも新iPhoneの期待感が高まります。
ワイモバイルがこれまでの1年にひとつのiPhoneというルールを壊して、冬商戦めがけて新しいiPhoneを投入すれば面白いですね。
個人的には安さ優先で『iPhoneSEじゃ画面が小さいんだよなぁ』というユーザーに対して、iPhone6を本体代金の実質負担0円で投入するのもアリだと思います。
P9Liteで問題なく使えるユーザーが多い世の中です、こういったニーズもあるでしょう。
もちろんiPhone6Sならなおさら歓迎ですが、まぁ恐らく来年2018年の春まで新iPhoneの投入はないと思います。
まだiPhoneSEが発売されてから半年も経っていないので、もう少しワイモバイルはiPhoneSEを武器に戦うんじゃないでしょうか。
まとめ
ということでした。
値下げ万歳、ワイモバイル万歳\(^o^)/
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